GoPro Hero 10 (11) ファームウェア 1.42 パワー不足 表示 解決 給電 モバイルバッテリー USBケーブル バッテリー抜き録画 10秒ルール

ごけたです。
アクションカメラでの長時間撮影は
発熱差対策と大容量・軽量のモバイルバッテリーが重要です。
個人的にはモバイルバッテリーの大容量・軽量化を
さらに進めて欲しい。

はじめに

今回は「お買い物」編です。

今更ならがの内容ではありますが
GoProで給電撮影を行う際、
外付けモバイルバッテリーを介して給電した状態で
GoPro本体の電源を入れるとモニターに
「パワー不足です」
「GoProを使用するには、5V/2A以上の電源に接続してください。」
と表示されます。

先日YouTubeでGoPro関連を見ていた際、
この「パワー不足です」表示で困っていらゃっしゃる方が
結構多くいるようで驚きました。

既に解決済みだとは思いますが、
私なりの解決案を書いてみました。

使用するGoProは


「GoPro Hero 10」
ファームウェアは「1.42」です。

ページ構成

画像、その下に説明文の構成になっています。
画像はクリックすると拡大されて表示されます。
リンクは予告なく削除される場合がございます。

一番早い解決策

01:GoPro本体にバッテリーを入れる
02:電源を入れる。(日時設定が必要な場合も)
03:録画ボタンを押す。
04:モバイルバッテリーに接続したUSBケーブルを
GoPro本体に接続。
05:「約10秒後」にGoPro本体からバッテリーを抜く。
06:給電状態で録画が継続。

このテストを行った時のモバイルバッテリー3種類

01:5,6年前にアマゾンで購入した中華製のモバイルバッテリー

Power Bank 10000mAh 37Wh
Output1:5=2.1A
Output2:5=2.1A

02:2年前にアマゾンで購入したAnkerのモバイルバッテリー



Anker 523 Power Bank (PowerCore Slim 10000 PD)

USB-C 入力 : 5V=3A / 9V=2A
USB-C 出力:5V = 3A / 9V = 2.22A
USB-A 出力:5V = 4.5A / 4.5V = 5A
合計最大出力:
・22.5W (USB-Aポート単体での充電時)
・20W (USB-Cポート単体での充電時)
・18W (2ポート同時での充電時)
容量:10000mAh

03:2年前にアマゾンで購入したシリコンパワのモバイルバッテリー


シリコンパワー モバイルバッテリー 大容量 20000mAh PD18W/QC3.0
2つのUSB Type-AポートからType-Cインターフェースのデバイスへ充電可
入力、出力対応のUSB Type-Cポート PD20W 電力供給
容量:20000mAh

このテストを行った時のUSBケーブル3種類

01: DJI Osmo Pocket付属のUSBケーブル(USB-A&USB-C)


数年前に購入

02: Ankerの「USB-A&USB-C」ケーブル1m


数年前に購入

03: Anker PowerLine III Flow「USB-C&USB-C」ケーブル 0.9m


2023年7月購入

「パワー不足です。~~」表示問題

01:GoPro本体にモバイルバッテリーに接続した
USBケーブルを接続
02:電源を入れる。(日時設定が必要な場合も)
03:ここで「パワー不足です。~~」を表示される。
画面内の「OK」ボタンをタップすると電源が自動OFFに。
これが「パワー不足です。~~」表示の一連の動作です。

解決案

「パワー不足です。~~」表示の一連の動作を
たった「10秒」待つだけで
「パワー不足です。~~」表示なしの給電録画が可能に。
※上記のモバイルバッテリー、USBケーブル各3種類で検証。

01:GoPro本体にモバイルバッテリーに接続した
USBケーブルを接続
02:GoPro本体左上の赤いランプの点滅を確認。
この点滅が給電可能状態にある合図です。
03:約10秒待つ。これが今回のポイントになります。
04:電源を入れる。(日時設定が必要な場合も)
05:録画ボタンを押す。
06:「パワー不足です。~~」を表示なしで給電での録画が継続
これが給電録画での「パワー不足です。~~」非表示の一連の動作です。

01:中華製のモバイルバッテリーでの場合

01:5,6年前にアマゾンで購入した
中華製の「Power Bank」なるバッテリーで試した場合。
10000mAh 37Wh
Output1:5=2.1A
Output2:5=2.1A

01: DJI Osmo Pocket用USBケーブル(USB-A&USB-C)を使用

01:モバイルバッテリー「Power Bank」に
DJI Osmo Pocket用USBケーブル(USB-A)を接続。
02:GoPro本体にDJI Osmo Pocket用USBケーブル(USB-C)を接続。
03:GoProモニター左上の赤いランプが1回点滅するのを確認します。
04:ここで約10秒待ちます。
10秒以上なら何秒でも構いません。
05:GoPro本体の電源を入れます。
06:GoPro上部右側の「録画ボタン」を押します。
これで「パワー不足です。」表示は解決です。

07:USBケーブルを変更してテストを行うので
GoPro上部右側の「録画ボタン」を押し、「録画」を中止します。
08:GoPro本体の「電源ボタン」を押し。電源をOFFにします。

※5と6の間に本体を入れた後に
モニターに基本画面が表示された後に
「日時」設定が表示される場合があります。
それに従って設定を行ってください。

02: Ankerの「USB-A&USB-C」ケーブル1m を使用

01:モバイルバッテリー「Power Bank」に
Ankerの「USB-A&USB-C」ケーブルの(USB-A)を接続。
02:GoPro本体に Ankerの「USB-A&USB-C」ケーブルの(USB-C)を接続。
03:GoProモニター左上の赤いランプが1回点滅するのを確認します。
04:ここで約10秒待ちます。
10秒以上なら何秒でも構いません。
05:GoPro本体の電源を入れます。
06:GoPro上部右側の「録画ボタン」を押します。さい
これで「パワー不足です。」表示は解決です。

07:USBケーブルを変更してテストを行うので
GoPro上部右側の「録画ボタン」を押し、「録画」を中止します。
08:GoPro本体の「電源ボタン」を押し。電源をOFFにします。

※5と6の間に本体を入れた後に
モニターに基本画面が表示された後に
「日時」設定が表示される場合があります。
それに従って設定を行ってください。

03: Anker PowerLine III Flow「USB-C&USB-C」ケーブル 0.9m

01:モバイルバッテリー「Power Bank」に
Anker PowerLine III Flow「USB-C&USB-C」ケーブルの(USB-C)を接続。
02:GoPro本体に Ankerの「USB-A&USB-C」ケーブルの(USB-C)を接続。
03:GoProモニター左上の赤いランプが1回点滅するのを確認します。
残念ながらモバイルバッテリー「Power Bank」は
Cケーブルの出力に非対応。
GoProモニター左上の赤いランプが1回点滅しませんでした。

この一連のテストを
「02:2年前にアマゾンで購入したAnkerのモバイルバッテリー」
「03:2年前にアマゾンで購入したシリコンパワのモバイルバッテリー」でも行いました。
2つのモバイルバッテリーは
「03: Anker PowerLine III Flow「USB-C&USB-C」ケーブル 0.9m」の
「USB-C」出力にも対応。
03:GoProモニター左上の赤いランプが1回点滅するのを確認できました。
結果、10秒待ちで「パワー不足」非表示での給電録画が可能でした。

「02:2年前にアマゾンで購入したAnkerのモバイルバッテリー」
テスト4

テスト5

テスト6

「03:2年前にアマゾンで購入したシリコンパワーのモバイルバッテリー」

テスト7

テスト8

テスト9

応用編

給電録画は主に長時間録画に使用されます。
100kmウォークの録画の場合は20000Amh使用しました。
途中のチェックポイントでモバイルバッテリーとMicroSDカードを交換してます。
タイミングよく交換できない場合もあり。
ここで思ったのがモバイルバッテリーの残量が少ない時の交換方法。
01:純正のバッテリーを本体に挿入。
02:給電用のUSBケーブルを抜く。
03:予備用に交換してモバイルバッテリーのUSBケーブル(USB-C)を
GoPro本体に接続。
04:純正のバッテリーを本体から抜く。
これが上手く行けば録画状態は保たれます。

テストは上記の3種類のモバイルバッテリーとUSBケーブルで行いました。

テスト

01:純正のバッテリーを本体に挿入。
02:約10秒待つ。10秒以上なら何秒でも構いません。
03:給電用のUSBケーブルを抜く。
04:予備用に交換してモバイルバッテリーのUSBケーブル(USB-C)を
GoPro本体に接続。
05:約10秒待つ。10秒以上なら何秒でも構いません。
06:純正のバッテリーを本体から抜く。

結果

03:給電用のUSBケーブルを抜く。前と
06:純正のバッテリーを本体から抜く。前
この2つの動作の前に10秒待ちすることで録画状態が継続できるようです。

動画編

「動画編」では一番最初の「一番早い解決策」を行い、
そのあとに「応用編」のモバイルバッテリーの交換を行っています。

「01:5,6年前にアマゾンで購入した中華製のモバイルバッテリー」
テスト1

テスト2

テスト3

「02:2年前にアマゾンで購入したAnkerのモバイルバッテリー」
テスト4

テスト5

テスト6

「03:2年前にアマゾンで購入したシリコンパワーのモバイルバッテリー」
テスト7

テスト8

テスト9

オマケ「04:2年前に購入したUlanzi BG-4 5000mAh ハンディバッテリー」
テスト10

テスト11

さいごに

※GoPro Hero 11では撮影テストは行っておりません。
ファームウェアは11も同じもしくはそれ以上と思われますので、
テストを行った給電方法が可能と考えタイトルに(11)を記載しました。

今回のテストは私自身給電のみで録画をする際は
「パワー不足」表示が出てました。
ですがモバイルバッテリー、USBケーブルを変更することなく
何度も接続を繰り返していると給電録画が出来ていました。
冒頭での「YouTubeでの「パワー不足問題」を知り、
自分でも改めて接続確認を行いたいに至りました。

10秒は録画を急ぎたい場合は長いかも知れません。
本体用バッテリーと給電を併用することで
録画の継続が可能であれば
「10秒くらいなら」と感じて頂ければ幸いです。


最後までお付き合い下さいまして有難うございました。

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